済州世界自然遺産センターは、済州の世界自然遺産の核心である漢拏山国立公園、「拒文オルム（岳）溶岩洞窟系」、「城山日出峰凝灰丘」の情報を模型と映像、実物展示しているところです。2012年9月にオープンし、韓国で唯一のユネスコ世界文化遺産の価値を広く伝えることを目的に作られた施設です。

済州島の済州チョルムル自然休養林は、漢拏山の北東側のチョルムオルムにある休養林で、杉林が美しいことで有名な場所です。チョルムオルムは高さが約650メートルほどで火山活動によってできた所です。チョルムオルムの頂上からは城山日出峰や済州市内が一望できます。また、休養林内にはウォーキングコース、蓮池、展望台、薬水場、芝生広場などの施設や宿泊施設もあり多くの観光客が訪れる所です。

万丈窟は、天然記念物に指定されている世界最長の溶岩洞窟です。溶岩洞窟というのは火山が 噴出するとき、土の中に深く隠れていた溶岩が火口から噴出し地表に流れてできたものです。万丈窟は70センチメートルにもなる溶岩石筍や溶岩チューブトンネルなど、様々な形態を持っているのでが見所です。

済州の東の外れにある牛島(ウド)は、島の形がまるで牛が寝ているように見える事や、首を突き出しているような姿に見えるというところから牛島と呼ばれています。牛島はなだらかな傾斜の陸島、豊富な漁場、牛島八景(牛島の代表的な風景)など天恵の自然条件を揃えた観光地です。また、済州の海女などの済州道民の独特な伝統文化や自然環境が見れ、まるで済州島を縮小しているかのように見えます。自然絶景のほかにも海釣り、サイクリング、砂風呂、潜水艦や遊覧船で海の観光などが見どころです。